イノシトール   

効能
動脈硬化の予防
脂肪肝の予防
毛髪の健康維持,抜け毛予防
脳細胞への栄養補給,神経機能維持
湿疹の予防

解説
 イノシトールは体内で,グルコース 6 リン酸から合成される水溶性のビタミンでビタミンB 群の仲間である。

 イノシトールは,脂肪の流れをスムースにし,脂肪が肝臓に蓄積されないように作用するため,「抗脂肪肝ビタミン」とも言われている。

 コレステロールの流れもよくするため,動脈硬化の予防にも効果があり,メタボリックシンドロームの症状改善にも有効である。

 イノシトールは細胞膜を構成するリン脂質の重要な成分であり,特に神経細胞の膜に多く含まれている。

 したがって,脳細胞に栄養を補給したり,神経を正常に保つ機能もある。

 また,健康な毛髪を維持したり,湿疹を防ぐはたらきもある。
   
摂取上の注意

 イノシトールの1日あたりの摂取目安量は250〜500mgである。

 したがって,食物から十分に取る事が出来るが,糖尿病の人は通常の倍ほどを必要とする。

 また,カフェインはイノシトールを大量に消費するので,コーヒーを多く飲む習慣があれば,サプリメントで補った方が良いと言える。

 また,イノシトールを過剰に摂取した場合,イノシトールに含まれるフィッチ酸が亜鉛,カルシウム,鉄の吸収を悪くすることがある。

 食品では,レバー,ビール酵母,レシチン,ホウレンソウなどの緑色野菜などに多く含まれている。
摂取量

必要量 なし
推奨量
男女共に250mg〜500mg
目安量   なし 
上限量 なし