グルコサミン   


効能
抗酸化作用
免疫力の向上
細菌,ウィルス抑制効果
動脈硬化,糖尿病,高血圧など生活習慣病の予防,改善
解説
 グルコサミンはムコ多糖類の1種で,関節軟骨などの構成成分。

 関節軟骨は骨どうしをなめらかに動かせるようにしたり,衝撃を吸収するクッションとしての機能を持っている。

 特に加齢とともに増える変形性関節症ではこの関節軟骨がすり減るために起こる痛みなどを伴う病気である。

 多くの臨床試験の結果,このグルコサミンの投与がこの関節軟骨を再生させ,変形性関節の治療や予防に効果的であるとの報告がなされている。

 ヨーロッパの複数の医療機関で変形性関節症120人の患者を対象に行われたグルコサミンの臨床試験では,1日1500mgの高純度グルコサミンを平均50日間摂取した。

 その結果,関節痛の軽減,運動障害の改善が全体の95%の患者に認められ,多くの患者が健康な軟骨組織と同様にまで回復したということである。

 最近の研究では,グルコサミン自体に炎症を抑えるはたらきがあると報告されている。
 
   
摂取上の注意

 グルコサミンはカニやエビのキチン質を加水分解してつくられるものが多く,甲殻類アレルギーのある人は注意したい。

 最近は植物を発酵させてつくられ,アレルギーをおこしにくいものも販売されている。

 ただ,若い人が長期間摂取すると,軟骨の再生能力が弱まることがあり,注意が必要。

 副作用などの報告はなく,安全性は高いと言えるが,まれに,発疹や胃腸障害などのアレルギー症状が見られることがあり,このような症状があらわれたら,すぐに服用を中止する。