エラスチン     


効能
身体の組織の弾力を与える維持
肌のハリの維持,シワの予防
解説
 エラスチンはコラーゲンと同様に,細胞の外にある繊維状のタンパク質。

 組織に弾力を与えるはたらきがあり,血管壁や靱帯,腱,皮膚など伸び縮みをする部位に多くふくまれている。
 
 表皮下の真皮は約1〜2mmの厚さを持つ皮膚組織であり,エラスチンはこの真皮層にも存在する。

 この真皮には線維芽紬胞があるが,これに線維芽細胞増殖因子が働きかけると,線維芽細胞はコラーゲン,エラスチン,ヒアルロン酸を作りだす。

 真皮のエラスチンは細胞間のすき間を埋める繊維状コラーゲンの網の目のように交差する部分を結びつけて,コラーゲンと共に肌のハリや弾力を保っている。

 また,ヒアルロン酸はコラーゲンやエラスチンの間にあって,水分を保つことで,肌のハリやしなやかさを保っている。

 エラスチンは,40才くらいから量が少なくなるとともに,もろくなると言われている。 

 このエラスチンがもろくなる原因には,紫外線やストレスなどから生まれる活性酸素が大きく影響している。

 エラスチンはこのようにコラーゲンやヒアルロン酸と連携することで,肌を若々しく保ち,シワを予防し,弾力性とハリがある状態に整えてくれる働きがある。
 

   
摂取上の注意

 エラスチンは食材に含まれる成分であり,過剰症や副作用などについては報告されていない。

 エラスチンは肉や鶏の手羽先,魚の皮,軟骨等の食べ物から多く摂取することができますが,これらが含まれたサプリメントも多く市販されている。

 ビタミンCはコラーゲンやエラスチンの生成を促進するので,ビタミンCと同時に摂取することが好ましい。

 上記の様に,肌の弾力はコラーゲン,エラスチン,ヒアルロン酸の3つの要素から成り立っており,この3つを同時に摂取することは肌のアンチエイジングにとって効果的であると言える。

 また,エラスチンもコラーゲンも機能が似ており,体内で分解され,吸収される時には共にアミノ酸になるが,その成分構成が一部異なり,やはり両方摂取した方が効果的と考えられる。