リンゴポリフェノール  


効能
抗酸化作用
抗がん効果
動脈硬化の予防
内臓脂肪の低減,ダイエット効果
抗アレルギー作用
メラニン生成の抑制,美肌効果
筋力増強効果
虫歯予防

解説
 1998年にリンゴの持つ新たな成分が発見され,話題となったが,その成分とはリンゴポリフェノールと呼ばれている。

 ポリフェノールとはワインやお茶などにも含まれるという植物に含まれる色素や苦み成分であり,抗酸化作用がある。
 
 リンゴポリフェノールは果肉にも含まれていますが,皮の方が多く含まれている。


 リンゴポリフェノールには虫歯を防いだり,アレルギー反応を抑制したり,メラニンの生成を抑制する効能がある。

 さらにリンゴポリフェノールには脂肪の吸収を抑制し,悪玉コレステロールを低減させる効果もあり,生活習慣病予防に効果がある。

 さらに,内臓脂肪低減効果に加え,筋力増強効果もあることが発見されている。

 最近の研究で,リンゴポリフェノールの成分の一つであるプロシアニジンに,がん細胞を自滅させるアポトーシス作用があることが発見され,天然成分由来の抗がん剤の研究が進められている。

 また,体内で発生する活性酸素の一種スーパーオキサイドを消去することができないマウスを使った実験報告がある。
 
 この実験ではリンゴポリフェノールを摂取させたマウスの平均寿命は対象群に比べ,オスで29%,メスで72%も伸びていた。


 リンゴポリフェノールの成分の一つエピカテキンはお茶にも含まれている抗酸化成分であり,含有量はお茶と同等である。

 しかも,お茶のエピカテキンは単量体であるのに対し,リンゴポリフェノールのエピカテキンはそれがいくつもつながった多量体なのでお茶よりも抗酸化力は強力である。

 皮の部分には果肉の4倍のエピカテキンが含まれているため,アンチエイジングをこころがけるなら皮ごと食べたほうが効果的である。
 
   
  
摂取上の注意

 食品由来の成分であり,特に副作用などは報告されていない。

 ポリフェノールは大量に摂取しても,その効果は2〜3時間しか持続しないという報告がある。

 体内に蓄積されないため,1日の中で数回に分けて摂取することが望ましいと言える。