アントシアニン  


効能
抗酸化作用
視力の改善,眼精疲労の回復
動脈硬化,高血圧,心臓病の予防
脳血管障害,認知症の予防
肝臓機能回復
末梢血管の血行改善,冷え性の改善

解説
 アントシアニンはポリフェノールの1腫であり,ラズベリー,ブルーベリー,イチゴ,カシス,ぶどう,紫芋などに含まれる,青紫,赤,紫などの色素成分で,強い抗酸化作用を持っている。

 フランスにおいては動物性脂肪の摂取量が多いにもかかわらず,動脈硬化が少なく,心臓病で亡くなる人も少ないという,いわゆる「フレンチパラドックス」と呼ばれる現象が見られます。

 これは赤ワインに含まれるポリフェノールのプロアントシアニジンやアントシアニンの抗酸化作用によるものであると言われている。
 
 また,網膜の細胞内には,ロドプシンという色素体があり,光に反応して分解され,視神経に情報を伝えるというはたらきがある。

 アントシアニンはこのロドプシンの再合成を助けるだけでなく,目の水晶体の厚みを調節する毛様体筋の動きをよくする。

 このような効能を持っているため,アントシアニンは疲れ目や視力回復に優れた効果を発揮すると言われている。

 また,網膜の中心部にある黄斑部が加齢と共に酸化され,視力を失う,黄斑変性症の予防効果もある。

 このようにアントシアニンは目の機能を回復させるだけでなく,抹消血管の血行を良くし,冷え性の改善効果もある。

 その他に肝臓の機能の回復や,高血圧や動脈硬化,心臓病の予防,さらには脳血管障害の予防にもその効果を発揮し,メタボリックシンドロームの症状予防にも効果的であるといえる。
   
摂取上の注意

 アントシアニンは食品由来の成分であり,過剰摂取の問題はなく,安全性は高いと言える。

 アントシアニンの原料には主にブルーベリー,ビルベリー,カシスがありますが,この中で最もアントシアニン含有量が多いのがビルベリーである。

 アントシアニンは摂取してから4時間後から作用し始め,24時間は作用が続くと言われている。